【夜の野草】沖縄に伝わる「クワンソウ」ってどうなの…？クワンソウを使ったお茶「ぐっすりん茶」をみんなで飲んでみました！

はいさい！沖縄シークヮーサー本舗です!

夜ぐっすり眠れないのは大きなストレスですよね(T_T)
そこで注目されているのが、沖縄の伝統野草クワンソウです！

■クワンソウの歴史

沖縄において古くからクワンソウは気持ちの落ち着かない夜に飲むモノと伝承されてきました。

沖縄の古い文献である『家庭實医書御膳本草綱要』や沖縄の薬草関係の図書には、なんと眠れないときにはクワンソウを使っていたと記載されているんです！

その事実を知った人々がクワンソウの成分を研究し、その有用性と安全性を科学的な根拠を持って立証したのです。

沖縄の人々は脈々と続く歴史の中で、クワンソウが眠れない夜に良いことを経験から知っていました。
科学的にクワンソウの効能が立証されたことで、クワンソウはよりたくさんの人から愛される植物となりました。

■クワンソウ昔ばなし

そんな伝統的なクワンソウ。
実際に沖縄の家庭ではどんな風に使われていたのか聴くことができました。

お話をしてくれたのは、スタッフの銘苅さん！

なるほど……
庭先に植えられていたクワンソウは花を観て楽しんだ後、食べても楽しみ、さらに葉っぱも眠りに良い薬草として使うといった三段活用が行われていたのですね。

沖縄は周りを海で囲われた島ですから、利用できる資源も限られています。

流通網が今ほど発達していない時代ならなおさらです。

そんな島で、沖縄の人々は身の回りにあるものを知恵と工夫をもって最大限、生活に利用していたことがわかります。

■9月販売予定！癒しの眠り草「ぐっすりん茶」

沖縄シークヮーサー本舗ではこのクワンソウをお茶にした商品「ぐっすりん茶」を23年9/15～10/25までの「初搾り祭」で取り扱います！

今回は実際に「ぐっすりん茶」を飲んでみる様子をお届けします(^_^)ノ

「ぐっすりん茶」はクワンソウの葉を乾燥させたお茶で、クワンソウの成分が睡眠をばっちりサポートしてくれます！

成分表を拡大してみると…

原料は沖縄県産アキノワスレグサ（クワンソウ）のみ！

どっさり！
1袋にティーバッグ30包入り！

クワンソウを乾燥させた茶葉がティーバックに入っています！

中身はこんな感じ！
日本茶のような深みのある香りがします。

ティーバッグ1つに、約500cc（コップ2杯半程）のお湯を注ぎます。

注いだ後は約2～3分ほどを目安にお好みの風味や温度になるまで待ちます。

数回ほど急須をまわしてから注ぎます。

透き通った黄金色！
香りも淹れる前の茶葉とはまた違ったものになっています。

味は日本茶に近いですが、ほのかに麦茶のような香ばしさもありとても美味♪

社内の他のスタッフ数名にも実際に「ぐっすりん茶」を試していただきました！

肝心の睡眠への影響ですが・・・

などなど人によって効果に差があったようです。

ただ、ぐっすりん茶を日常的に飲んでいるというシモジさんからの意見を聞くと

こんな熱い意見が聞けました…。

飲んでもらった方々に詳しく話を聞いてみると、普段寝つきが悪い人ほど効果を実感していたことがわかりました。

逆に普段からぐっすり眠れていた人にとってはあまり効果がわからず、美味しいお茶だったよう……(-_-;)

暑い夏は水出しでも！
風味もお湯出しのものとほとんど変わらずゴクゴク飲めます！
冷蔵庫で作っておいて寝る前の一杯に是非！
寝苦しい夜も快適です(^^♪

■さいごに

「クワンソウが眠りに良い」ということを沖縄の人々は昔から知っていました。

それは人々が琉球弧と呼ばれる沖縄の島々にたどり着いてから、現在に至るまでの長い長い歴史の中で獲得した宝物のような”知識”です。

沖縄の人々が生み出し、つないでくれたそれらの知識が今日の私達を助けてくれているのです。

『沖縄シークヮーサー本舗』では沖縄の環境と文化が育んだ魅力的な商品を、お客様のもとへお届けしたいという願いで様々な沖縄の特産品を取り扱っております！
ぜひチェックしてみてくださいね(^^♪

【参考文献リスト】

上江洲榮子 2010「アキノワスレグサの睡眠改善作用について」 『日本トキシコロジー学会学術年会』.
上江洲榮子 禰覇綾子 山城奈津美 高間愛 嘉手刈英子 上江洲香代子 2014「中城村『御膳本草』における”くわんそう”の活用」 琉球大学国際沖縄研究所.
吉原浩一 2014 「沖縄伝統野菜クワンソウの睡眠改善・抗鬱様効果の証明とその可能性」 『南方資源利用技術研究会』.

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