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2023.01.27

「ちむどんどん」の舞台やんばる!世界自然遺産広がる大宜味村と国頭村の珍しい食材をご紹介

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はいさい!
沖縄シークワーサー本舗のしもじです!

『青切りシークワーサー100プレミアム』はやんばるで採れたシークワーサーを使用しています!

やんばるとは沖縄本島北部の自然広がる地域一帯を指します。

2021年、世界自然遺産へ登録され、
2022年にはNHKの連続テレビ小説『ちむどんどん』で主人公・暢子が生まれ育った土地としてやんばるが登場しました。

今回は地域の産業を紹介するお祭りを通じて、
やんばるに含まれる大宜味(おおぎみ)村と国頭(くにがみ)村を少しお伝えしたいと思います。

ポスターにある産業まつりとは地域を拠点とする企業や団体、個人までが
特産品や新製品を出品するイベントです。

沖縄では普段より安い価格で県産品を購入できることから
家族総出で出かけるお祭りとして親しまれています。

■大宜味村 世界的に有名な長寿の里


大宜味村は沖縄県北部にある人口3024人の村です。

最近では『外国人が見つけた長寿ニッポン幸せの秘密 García, Héctor(著)』という本の中で紹介され、世界的にも長寿の村として有名です。

◯シークヮーサーの生産量が日本一!


村の特産品ブースに行ってみると、、、

一番前にはシークワーサー!

シークワーサーというと
酸っぱさと苦味ある青切りシークワーサーのイメージですが、
収穫せずに実が完熟を迎えると
色が黄色に変化したシークワーサーが採れるのです。

この時期の黄色いシークワーサーは
”黄金(くがに)シークワーサー”や”フルーツシークワーサー”と呼ばれています。

このブースのすぐそばでは

シークヮーサーの挿し木についての講習が行われていました。

聞いている皆さんの熱は凄まじく、
質問が絶え間なく飛んで講師の方も大変そうです…。

この光景から大宜味村が
いかに農業に対して熱心な方が多いかわかります!

〇琉球シナモンと呼ばれるカラキ

そんな農業が盛んな大宜味村では新しい特産品として、、、

試供品としてお茶に使える葉っぱを頂きました

カラキ(和名:オキナワニッケイ)に力を入れているようです。

カラキというと、
朝の連続テレビ小説『ちむどんどん』内でカラキを練り込んだ麺が登場したことで
聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。


こちらがカラキの木。写真上は乾燥させてますね。

カラキとは沖縄県北部に自生するシナモンの一種で、『琉球シナモン』とも呼ばれています。
葉っぱを指で揉んで香ると、甘〜い香りが!


私しもじはOKINAWA CACAOさんの作るカラキチョコレートが大好き!

ブースではお茶や飴、チョコレートにした商品が展示されていました。

ちなみに今回並べられてはいませんでしたが、
大宜味村や国頭村の道の駅ではカラキ麺が実際に販売されているんですよ!

ドラマの味を本当に食べられるなんて、
ちょっとワクワクしますね!

■国頭(くにがみ)村 助け合い精神が根強く残る

国頭村は本島最北部に位置する人口4517人の村です。
那覇空港からですと、レンタカーで2~3時間、1日2便出ているシャトルバスで2時間半。

沖縄県内では最も面積が広く、そのほとんどはやんばるの森が広がっています。


大人は地域の子どもたちの名前を大体知っている。

沖縄県内でも特に相互扶助が残っていると言っても過言ではなく、
近隣に大型スーパーが無いことから地域住民で出資し合って運営する”共同売店”という
今では珍しくなった営業形態が残っています。

ヨンナーとは”ゆっくり、ゆったり”という方言で「ここでゆっくりしていってね」という意味です。ちなみにブースは与那(よな)という集落の共同売店なのでヨンナー、と。

〇今やミツバチといえば沖縄なんですよ?

実は沖縄県、ミツバチにとって暮らしやすい環境のようです。

というのも理由は2つ

・沖縄の冬は暖かいため、ハチが働き続けられる

・沖縄にはクマがいないので巣を壊されない

そうした気候的、地理的な条件の良さから養蜂が盛んになり、
2019年には長野県を抜いて、飼育数が一番多くなりました。

特に国頭村では世界自然遺産地域に咲く、
四季折々の花によって
季節ごとに味わいの異なるハチミツが収穫できます。

風味だけでなく、
季節の花や、その生態系の知識を深めるほど
味わいの深みにハマってしまう。
そんな珍しい特産品です。

まだ生産量が少ないとのことで、
国頭村道の駅ゆいゆい国頭のみで少量だけが販売されています。

〇ここでしか食べられない”口を開けて泳ぐ魚”

最後のご紹介は、、、
国頭村では漁業も盛んで、珍しいものとしてコチラ!

グルクマとはサバの仲間で、日本国内ですと沖縄でしか漁獲されていないのでとても珍しい魚です。

口を開けて泳ぐ姿がユニークなことから水族館で見たことある方もいるかもしれません。

こんな風に泳いでいます。美ら海水族館で見ることが出来ますよ。

こ~れはお出汁がサッパリしてて、
美味いですね!
さつま揚げは見た目に反してやわらかく、プリッとした歯ごたえにお出汁染みてます。

スープに浮いている燻製も、噛めば噛むほど味が出てきますね~。

グルクマもこの辺りでしか食べることの出来ない魚ですが、
グルクマの燻製商品は国頭村道の駅ゆいゆい国頭で販売していますよ!

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珍しい特産品は、実はまだまだたくさんありますよ!

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時期は未定ですが、
シークワーサーを育むやんばるの自然についてもご紹介したいと思っております!
多様な生き物と豊かな緑の風景を皆さまに伝えられたらと思っておりますので
もう少しお待ちください

お読みいただき、
ありがとうございましたm(_ _)m

参考リンク

『大宜味村産業まつり開催のお知らせ』大宜味村
http://www.vill.ogimi.okinawa.jp/docs/2023011600012/

『シークヮーサー』大宜味村
http://www.vill.ogimi.okinawa.jp/village_shikuwasa/

『おきなわのシナモン。カラキ』大宜味村
https://www.oogimi-karaki.com/

『令和4年度国頭村産業まつり』国頭村
https://x.gd/JrKpi

道の駅ゆいゆい国頭
https://www.yuiyui-k.jp/

『日本のミツバチ、沖縄が支える クマ被害なく飼育1位に 花粉交配で果樹農園に出荷』 琉球新報
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1123501.html

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