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沖縄県での収穫量No.1野菜!ゴーヤの魅力について
はいさい!
沖縄シークヮーサー本舗のしろまです。
沖縄県で収穫される野菜の内、一番収穫量の多い野菜って知っていますか?
それは沖縄の夏野菜の代表『ゴーヤ』!
ゴーヤと聞くと、ゴーヤチャンプルーなど、沖縄の郷土料理を思い浮かべるのではないかと思います。
そんなゴーヤですが、栄養がとても豊富に含まれており、”夏にこそ摂りたい野菜”なんですよ!
今回はゴーヤの栄養やレシピなど、ゴーヤの魅力についてご紹介します!
■ゴーヤの栄養素
ゴーヤは苦瓜(ニガウリ)とも言われるウリ科で、様々な栄養が含まれています。
特に多いのがゴーヤの苦み成分の一つ『モモルデシン』という成分です。
モモルデシンは、インスリン分泌を促し、血糖値を下げる効果や、胃腸の粘膜を保護したり、食欲を増進させる作用もあると言われています。
夏バテで食欲がなくなりがちなこの時期こそ、積極的に食べたい野菜です!
そのほかにもビタミンCやカリウム、葉酸なども含んでおり、中でもゴーヤのビタミンCは熱に強く、調理しても残りやすいと言われているんですよ!
また、中にあるわたにも栄養が含まれており、天ぷらなどにして食べることもできます。
■沖縄県でゴーヤはどんな存在?
沖縄県では5(ゴー)、8(ヤ―)という語呂から5月8日をゴーヤーの日としています。
沖縄県民は沖縄の方言で『ゴーヤー』と呼ぶのが一般的です。
語尾を伸ばさないと、違和感があってモヤモヤするんですよ。。(笑)
ただ、一般的には伸ばさないので、この記事では”ゴーヤ”と表記しています。
この頃から出荷が増えていき、7~9月が出荷の最盛期を迎え、沖縄県内や全国へ出荷されます。
沖縄県の小中学校では夏になると、ゴーヤチャンプルーやゴーヤを素揚げしたチップスなど、ゴーヤを使用した給食メニューが出てくるんですよ♪
沖縄では家庭菜園としてゴーヤを育てている家庭も多いです。
育てたゴーヤを親戚やご近所におすそ分けすることもよくあります(^^)v
ゴーヤはつる性の植物なので、みるみるうちに広がっていき、建物の外側やネット一面をカーテンのように覆うことから『緑のカーテン』とも呼ばれています。
夏の強い日差しを抑えることが出来るので、エアコンの節約にもつながり、エコになります(^^)
地球温暖化対策にも良いですよ♪
沖縄の家では、こんな感じで家庭菜園として育てています。
■黄色のゴーヤとは?
皆さん、黄色いゴーヤを見たことがありますか?
普段スーパーなどに並んでいる緑色のゴーヤは、熟する前のゴーヤで、熟するとだんだんと黄色くなってきます。
シークヮーサーも同じように青切りからだんだんとミカンのように黄色くなっていきます♪
黄色くなったゴーヤも食べることができますが、普段食べている緑色のゴーヤと比べ、風味や食感、栄養成分にも違いが出てきます。
熟したゴーヤは、普段食べている未熟なゴーヤに比べて苦味が少なくなります。
ですので、先ほど紹介したゴーヤの苦味成分である『モモルデシン』も減少します。
シークヮーサーに含まれる栄養成分の”ノビレチン”も同じように、黄色く熟したシークヮーサーになると、ノビレチンの量が減少しますよ(^^)
食感は柔らかいため、ゴーヤチャンプルー(炒め物)などには向いていません。
スムージーやサラダに使用するといいかもしれません(^^♪
普段とは違う、少し変わった風味と食感を楽しむことができるので、興味があれば試してみてください(^^)/
■ゴーヤ活用レシピのご紹介
最後にゴーヤを使ったレシピのご紹介です(^^)/
ぜひ参考にしてみてくださいね!
〇ゴーヤチャンプルー
スパムが無い場合は、シーチキンや豚肉でも美味しいです!
また、沖縄ではゴーヤと溶き卵だけで作るシンプルなゴーヤチャンプルーもありますよ!
ご自身で色々アレンジしてみてくださいね♪
〇夏野菜カレー
夏野菜カレーとして、ゴーヤを入れたカレーも美味しく食べることができます(^^)/
〇ゴーヤの酢の物
スライサーで薄くすると、酢の物としても活用できます!
シークヮーサーと和えても美味しいですよ♪
その他、天ぷらにしたりすることもできます!
皆さんもぜひ色々お試しください!
おまけ
皆さんは白いゴーヤーを見たことがありますか?
じつは、見た目が真っ白い「白ゴーヤー」があるんです!
味は普通のゴーヤと比べて苦味が少なく、太くて短い、少し丸っぽいのが特徴です♪
沖縄の市場でたまに販売しているので、観光に訪れた際は見てみてくださいね。
以上、今回はゴーヤの魅力についてご紹介しました!
毎日暑い日が続いていますが、ゴーヤを食べて夏バテには十分気をつけましょう(^^)/