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2021.05.29
シークヮーサー?シークワーサー?シークワーシャー?
はいさい!シークワーサー本舗です。
今回はシークワーサーの名前の由来や呼び方などについてお届けしたいと思います。
シークワーサーは沖縄県が全国一の生産量を誇るミカン科の常緑低木で、数少ない日本在来の固有柑橘として知られています。
販売地域やメーカーによって、細かく品種の違いがあり、呼び方も違うのですが、実は、シークワーサーは正式名称(和名)ではなく、沖縄方言での通名が一般化してい
るのはご存知ですか?
学名:Citrus depressa Hayata
通名:シークヮーサー、シークワーサー、シークワーシャー、シークァーサー など
属性:ミカン科 常緑低木
風味:深い酸味と爽やかな香りが特徴
沖縄の方言での由来は、「酸(シー)を食わせる(クヮース)モノ(サー)」という意味の方言をつなげて、シークワーサーと呼ばれるようになったとのこと。
シークワーサーは、かつて市販の洗剤がなかった時代、芭蕉布を洗うときに使われていたこともあるそう!! ※諸説ございます。
芭蕉布は大宜味村の特産品としても有名であると同時に、大宜味村が「シークワーサ ーの里」と呼ばれるのも納得です♪
たくさんの通名があるシークワーサーなのですが、調べたところ、なんと80種類以上も存在するそう!?
私たちが所属する「沖縄県シークヮーサー消費推進協議会」では、この通名のなかでも「シークヮーサー」を採用しています。
商品名も「青切りシークヮーサー100プレミアム」となっていますよね♪
え!?でも、いままでの文章は?シークワーサーになってない?って思われた方!!
鋭いご指摘!さすがです!!笑
実は、この小さな「ヮ」。
GoogleやWikipediaで調べてみても、用途がかなり少なく困り事のようで。苦笑
キーボード入力やフリック入力で出せる人がとても少ないのです。
Googleでの小さい「ヮ」の検索候補でもこの通り。
事務作業がお仕事の方はご存知の方もいるかも知れませんが、半角カナには小さい「ヮ」は存在すらしていません。
なので、私たちは商品の正式名称としては、「青切りシークヮーサー100プレミアム」と、小さい「ヮ」を使い、こういった読み物などでは大きな「ワ」を使ってい
ます。
けして、文字入力を間違っているわけでも、適当に文字打ちしているわけではありませんよ。笑
とはいえ、通名な訳ですし、使命感を持ってシークワーサーは小さい「ヮ」を使うべきだ!とかの宣言をしたいわけではなく、小さな情報として小耳に入れていただけれ
ばと思っています。
今後も定期的に何か得した気分になる、小さな情報をお届けしていきますね!